ビジネスでも、印象に残る人になるのが勝ち

ひょんなことから、夕食前に(なぜか)名刺の話しになった私たち。先日、仕事で会った取引先の社長の名刺が、彼曰くとってもクールだったらしい。

 

名乗らなくても分かる、一流のオーラ

当たり前の話だけれど、名刺と言えばその人の情報を表すもの。しかし受け取ったその名刺には ‘当然あるべきもの’ がなかったのだそう。

それは彼の タイトル(役職)。

聞けば、A氏は大きな会社の経営者。各国のVIPやエグゼクティブ専用に車両を手配する会社なのだそう。残念ながら、個人情報満載なのでその名刺の写真を載せることはできないけれど、確かにその名刺にはA氏タイトルが全く書かれていないのです。

私 ’名刺にタイトルが無いと、初めて会った人には困らない??’

彼 ’困らないよ。A氏が会社のボス(この場で一番役職が上の人)だって、一目で分かったから。’

なるほど。名刺にダラダラと役職を書く必要は無い、名刺に肩書きの無い彼は、誰でも分かるほどの見た目と雰囲気を持ち合わせた人物なのだそう。

彼曰く、スイスで働いていた時代の会社の社長も、肩書きのない名刺を愛用していたのだとか。

思い返せば、私も企業で働いていた時には様々な役職の方にお会いしたけれど、確かに一目でキャリアや役職が分かる人というのは確かに存在していて、一方で後から役職を聞いて驚いたということももちろんある。

肩書を名乗らずとも自分の存在感を一瞬で伝えられる。

そんなビジネスパーソンって最高にクール。

 

ビジネスでは印象が残らないほど、残念なことはない

例えば、自分が社長ではなくとも、役職があろうとなかろうと、クールを目指してなくても、そもそも相手があなたを見た時に、’この人に話して大丈夫か?この人で大丈夫??’ そんな頼りない印象は確実にマイナスで、後々このマイナスのイメージを挽回するのに何倍もの時間とエネルギーを要するのは有名な話。

打ち合わせの場、初めての挨拶の場、お客様との顔合わせの場、

一体どの人に大切な話を持ちかけていいのか?一瞬で分かる雰囲気があったほうが絶対に得。

その他にもビジネスにおける印象はこんなことも左右します◎

ビジネスにおける好印象のメリット

  • 場の交渉を始めから有利に運ぶ
  • 相手の迷いや不安を払拭する
  • 強烈なイメージで信頼を獲得する
  • また会いたい、もっと深く話を聞きたいと思わせる

 

これだけでなく、もしもあなたに部下がいたとしたら、その部下だって上司らしい雰囲気のある人と交渉に望みたい。それって当然のこと。ボスなのか、先輩なのか部下なのか、当然分かるようにしておくべきなのがビジネス。

Rf) SUITS (役職によってネクタイの太さが違います 左:部下/右:上司)

最近、織田裕二さんが主演で話題になった ‘スーツ’というドラマ、ご存知の方も多いと思いますがアメリカの大ヒットドラマをモチーフにしています。そのSUITSのドラマでも、上司には役職にふさわしい太めのネクタイを、部下には必ず細めのネクタイをコーディネートしていますね◎ (参照:お写真上)

 

あなたのイメージ=あなたのビジネスイメージ

最初の例にあげた、名刺に肩書きのないA氏。彼がビジネスの話を話さなくとも、彼がどんな価格帯のビジネスをしていて、どんな顧客を相手にしているかは、彼を見れば直ぐ分かる。

例えば、あなたが個人事業主ならばあなたのイメージは直接あなたのビジネスイメージにつながるし、強いてはビジネスの価格帯にまで当然影響してくる。

だからビジネスで着る服は、稼げる服 というのが大前提。

可愛いだけではダメだし、キレイなだけではダメだし、お金をかければそれでいい、というわけでもない。

ちなみに ‘お高いイメージ’ にすればいいのともまた違うから要注意。カジュアル感が大正解だったり、親近感が大正解だったり、それは職種とビジネスの内容によって全く違います。

 

スティーブ ジョブスだってスーツを着ていた

TシャツにジーパンというのがビジネスでもOKになりつつある業界もありますが、それを公の場でも出来る人(会社)は、ある程度の社会的なステイタスがある証拠。Tシャツとジーパンがある意味のブランディングになっている証拠。余談ですが、あのスティーブ ジョブスだって最初はスーツを着ていたの、知っていますか? 面白いですね。

若い頃のスティーブ ジョブスのスタイル
晩年のスティーブ ジョブスのスタイル

相手は自分にどんなイメージを求めているのか?

相手のいないビジネスは成り立たない。だからこそ、ビジネスにおいても相手の視点がとっても大事◎ 自分がどう魅せたか?はもちろんですが、客観的に相手が ’自分にどんな価値を求めているのか?’ を考えるのがポイント◎

 

あなたが与える価値 → 信頼 →あなたのブランドになる。

自分のビジネスをブランディングしたい、ビジネスにおける好印象を作りたい人にもヒントになるはず◎ このお話は長いのでまた別途!

 

ビジネスにおける好印象を作りたい!ビジネスファッションにおけるプロの視点が欲しい方、お気軽にご相談ください。

 

明日からクリスマス帰省のためフランスに移動します〜!

 

本日もご購読ありがとうございました♡

 

*お知らせ:2018年 12月7日〜 2019年 1月23日まではヨーロッパ滞在となります。2019年 1月 ご予約満席。2019年 2月からのご予約好評受付中です◎

 

 

 

 

 

 

 

 

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