海外でのファッション、ここが変だよ日本人

大人になればなるほど、知らなくて恥をかくことほど、損をすることは無いわけで。

前回のブログで、夏のヨーロッパ旅行について少し触れたので、今日は海外に行く際に気になる服装の話に絡めながら、大人の女性として知っておきたい、

 

日本人あるある!海外での服装のタブー

ヨーロッパで気をつけたい、服装のこと

 

を、ヨーロッパに長年携わってきた私の視点を交えながらお伝えします◎

海外旅行大好き!仕事で海外と関わりがある!グローバルに通じる美しさを追求したい!そんな女性に向けて。

ギリシャのプライベートビーチ、オシャレなカップル達が夕暮れ時の時間を楽しむ

 

着たいものを着ればいい?その感覚が浮いている

ヨーロッパに滞在中、時々、遠くからでも日本人が歩いてきた!と分かることがあるんですね。(これは海外の人から見ても一目瞭然)

 

なんだと思います?

 

それは、

 

東京や名古屋の街中と同じ様な格好で、

海、観光地、レストランに現れるから.. !

 

この感覚、日本人からすると、特に不思議ではないと思いますが、海外の方(特にヨーロッパ圏)ではとてもおかしな感覚なんですね。なぜなら服って、

 

’ 着たいものを、着たいときに着ればいい ‘ ものではないから。

 

それって実は、日本人も同じ様に持ち合わせている感覚のはず。お着物や浴衣って、明確に着る季節や行事によって、ルールや色使いが違いますよね◎

服って、相手に見せるものなんです。

だから、

その場の空気感やTPOに合わせて服を着て行くことは、

実は大人のマナーとして、

どこへ行っても最低限守るべきもの。

 

フランス ニースでのある夏の経験

タブーをお伝えする前に、欧米では ’ どんな感覚でファッションを楽しむのか? ‘ 私の恥ずかしいエピソードも交えながら、その例をあげますね.. !

今から10年以上前のこと。フランス ニースにしばらく滞在したことがありました。利用したのは滞在型のホテル(お食事からエンターテイメントまで全てホテルで完結する、ヨーロッパではよくあるバカンススタイルのホテル)

海から多少距離があったため、ホテルのプールや施設で過ごし、併設のレストランで食べて暮らす毎日。

 

何をするって、ひたすらゴロゴロするんです 笑

それがヨーロッパ人の典型的なバカンスの過ごし方 ^ ^

 

その時に驚いたのが、レストランでは夕食時、毎日ドレスコードが変わることでした。その日のランチタイムに、今夜のドレスコードとメニューを確認します。

 

‘ 今日はホワイトの日!’

‘ 今日は、どこかに赤を使ってコーディネートを!’

最初、なぜかそのルールを全く無視していた私は(お恥ずかしい.. 苦笑)夕食会場で自分が完全に浮いているのに気づいた時、

 

私、現地の人と人種が違うことで浮いているのではなく、

態度や服装で浮いてる?? (衝撃 !!)

となったわけです。

 

ファッションや服装の楽しみ方にここまで違いがあるのかと、随分と驚いたものでした。(これが私が初めて欧米でのドレスコードの大事さを知った瞬間)

 

実はこのドレスコードのルールというのは、ホテルだけではなく、あらゆる機会や場所に通じる、最も大事なヨーロッパでのファッションの基本。

 

日本では、礼儀の一つとしてドレスコードを気にされる方が多いと思いますが、欧米ではその意識が、その場を楽しむ基本として根付いています。

 

カジュアルな場所では、思いっきりカジュアルに!

フォーマルな場所では、フォーマルな場所に相応しい服を。

 

何も、新しい服を買い足すということではありませんよ ^ ^

 

手持ちのもので、ちょっとその場を楽しむ工夫をすること。

その場の空気に馴染んだファッションで溶け込むこと。

実は相手への思いやりに通じるもの◎

 

夏にありがちな、こんな服装、浮いてます?!

では具体的にどんなアイテムが分かりやすくタブーなのか、幾つか代表的な例をご紹介!

日傘、夏用の手袋

海外での日よけは、基本的にはサングラスとお似合いの帽子をセットで。日傘や夏の手袋は海外では(アジア圏では使用する国もあるようですが)基本的は使用しない方がスマート。日焼けを気にする気持ちはわかりますが、異様に海外で浮くアイテム。

海辺での長袖&長ズボン

海辺ではカジュアルに、リラックス感を出すことこそが、その場に適した服装と言えます。完璧な日差し防備のスタイルで海辺に佇む姿は、海外では特に異様な雰囲気になります。

レストランの価格帯に合わない、キレイ目の服、カジュアルすぎる服

レストランでのスマートな服装は、レストラン側が提供しているサービスの雰囲気(または既に設定されているドレスコード)に合わせるのが基本。カジュアルダウン、フォーマルアップ、どちらも出来ることが、実は大人のスマートの証。

 

その場に馴染んだファッションって、どんなメリットがあるの?

ヨーロッパではついでに、分りやすい高級ブランドで全身を固めないこと、日差しが日本より弱いので、多色づかいを避け、よりシックなカラーで全体をまとめること。などのルールもおさえておくと、大人の女性としてよりスマートな印象を、現地の人にも与えることができます。

 

ちなみに、現地のスタイルに馴染むファッションをする、その他の効果としては、

 

  • ホテル/ レストランなどで、より良い待遇を受けることが出来る
  • 相手から、あなたに対する敬意を払ってもらえる
  • スリや犯罪などに、狙われる確率を避ける(実はこれ、海外ではすごく大事)
  • 相手の文化に対する敬意を示すことが出来る
  • 旅行での写真写りも良くなる(背景に馴染んだ服装をするので)

 

などがありますよ◎

そんなことを言っても、限られた数で服を持ち運ぶ海外旅行、たくさんのバリエーションを持っていくなんてムリ!

ですよね 笑

ポイントは、

– 色使いを変えること

– アクセサリーなどの小物などを変えること

そして、着回しに大事なルールを徹底的に使うこと!詳しいお話は、6月22日のセミナーの中でご紹介していく予定ですので、お楽しみに♡

 

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