最近、フランス人であるパートナーは、めっきり暑くなってきた気候に、これからやってくる日本の夏に恐怖!(笑)を感じ始めているようです。
それもそのはず、同じ気温でも、ヨーロッパと日本では 湿度 が違うから。フランス、ベルギーあたりでは夏の暑い日でも、湿度が少ないため気温35度でも汗をほとんどかきません。(本当に!)
ヨーロッパでは夏でも外で快適に過ごせる理由は湿度にあり
また夏でも ‘ 本当に夏なの?’ と思うくらい、時々寒い日があるため、実は衣替えという概念があまりありません。
夏でも寒い日には、季節関係なく薄手のコートを羽織るのが普通です。面白いでしょ◎
一方で日本の夏と言えば、高温多湿 なのが特徴。これが
きちんとお手入れをして片付けないと、冬物が長く使えない理由にもなります。
前回のブログ に続き、衣替えでの冬物の手入れのコツ!
今回は、 毛皮 帽子編!
毛皮のお手入れのコツ
毛皮は質の良いものこそ、風合いが命。
手入れ次第で、一生モノにも、一瞬モノにもなります。
基本的にはクリーニングでは無く、ご自宅のお手入れが可能なアイテム、ではさっそくトライ!
1. ブラッシング
毛並みを痛めないように、毛並みに沿って優しくブラッシング◎ ブラシは、毛皮専用のブラシもありますが、通常の洋服ブラシで十分対応できます。
オススメは、カシミアも対応できる馬毛ブラシか、豚毛(白毛)。
豚毛は白毛の方が繊細で柔らかいので、毛皮の風合いを守ることが出来ます。私はカシミア対応の馬毛ブラシでブラッシング。
いづれも、
天然物のブラシ がおすすめ。静電気が起こらず、素材を守ります。
2. 日陰ぼし
直射日光は必ず避けます、日光は毛並みの大敵!
3. 保管する
不織布の洋服カバー、もしくは通気性の良いカバーに入れて保管します。私は毛皮の大きなアイテムは、前回のブログ でご紹介した不織布の洋服カバーに、
小物(ストール)などは、不織布のカバーに入れて保管しています。
お洋服を購入すると、お店で服を包装して頂ける白いカバーを時々見かけますよね?
あれ使えるんです◎
丈夫そうなものだけ取っておいて毛皮の小物入れなどに。
防虫剤は、テッシュに軽く包んで、袋に入れておきます。保管は日の当たらない、なるべくスペースに余裕のあるところが◎
圧縮すると毛並みが傷んでしまいますので注意して。
ウールの帽子のケア
忘れがちな季節の小物、帽子。フェルト、ウールが入ったものは秋冬までお休みになるので、こちらも大事にケアしたいアイテムの一つ。
ウールの帽子は基本的に、コートのお手入れ(前回のブログ)と同じになりますが、ここではフェルト帽のお手入れをご紹介◎
ステップは
1. ブラッシング
帽子用のブラシもあるので、たくさん帽子をお持ちのかたは専用のハットブラシがあるとブラッシングが楽になりますが、
Rf) https://override-online.com
お手持ちの帽子が数個でしたら、これも通常の洋服ブラシで大丈夫◎
少し硬めのブラシ豚毛(黒毛)を使用して、ホコリをかき出すようにブラッシング。
2. クレンジング
清潔な布にを少し濡らして、帽子の内側のベルトをキレイに拭き取っていきます。肌が直接触れるので汚れが溜まりやすい場所。
フェルト帽子、ウール帽子は、虫食いが起こりやすいアイテムでもありますので、最後にこちらの専用スプレーをして仕上げます。
帽子屋さんも一押しとオススメする、専用の除菌、抗菌スプレー◎
3. 日陰干し、保管
風通しの良い日陰で十分に乾燥させたのち、形を崩さないように保管します。
帽子の形が崩れないようにキープしたい人は、購入の際についてきた付属の箱に入れるか、市販のハットボックスを使用して保管します。
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無印良品のやわらかポリエチレンケースはハット専用ボックスではありませんが、蓋もあるのに穴も開いていて通気性も確保できます。
Rf)https://www.muji.com
または保管場所を取りたくない方、通気性を良くしたい方は、厚手紙を使って、少し工夫をすると上手に保管できますよ◎
厚紙を丸くして、帽子を逆さにして入れます。
Rf) https://kaorinomori.jp
帽子屋さんでも、逆さにしてこうして保存してあるのを見かけます、納得でしょ◎
好きな服、本当に満足できる自分らしいスタイルを極め出すと、
モノを大事にしたいという気持ちも芽生える。
これぞ、本当の美人の生き方と言えるのかも◎
スタイル美人の衣替え講座、次回は、衣替え(レザー編!)をご紹介します!
Ciao!!
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