Bonjour! イメージコンサルタント Nahokoです
昨年末に訪れたパリ。いくつか仕事とプライベートを兼ねて訪れたのですが、お目当ての一つが、ガリエラ美術館・モード&コスチューム博物館 Palais Galliera | Musée de la mode de la Ville de Pari
パリで訪れたい代表的な美術館の一つです
さすがファッション歴史を語るに相応しい美術館。8世紀ルイ王朝時代(日本は平安時代あたり)から、現在のオートクチュールまで、様々な衣装やアクセサリーが展示されていて、20万点近いコレクションはかなり見ごたえがあります
実はこの美術館、常設の展示以外に見逃せないのが特別展。運が良ければ、世界でもここでしか見られない!ような、とても貴重なコレクションに出会えます◎ 今回のお目当てはその特別展に行きたかったから
(今回行った特別展はこちら:AZZEDINE ALAÏA, COUTURIER AND COLLECTOR)
特別展でお目にかかれたのは、誰もがきっと一度は耳にしたことのある、有名デザイナーの遺産とも言えるコレクションの数々約140点。
ランヴァン
バレンシアガ
ガブリエル・シャネル
クリスチャン・ディオール
コム・デ・ギャルソン
アレキサンダー・マックイーン
ヨウジ・ヤマモト ….. etc
個人所有のコレクションが特別に一般公開されたために、もう今ではここでしか見られない、今は亡きデザイナー本人が手がけた、非常に貴重な作品に出会うことができました
こちらはバレンシアガの作品
シャネルの作品
展示品は全て19世紀後半以降のコレクション。つまり日本の暦で考えると。。明治時代〜大正時代以降にデザインされたもの。明治時代後半以降にデザインした服なんて、今着ることを想像することは到底できない!はずですが(日本ではやっと着物から洋服を着始めた頃!)
不思議や不思議。。
デザインを見ていくと、’生地が新しかったら、今でも着てみたいわ’ と思うようなデザインばかりで、時代を先取りしていたかの様なデザインには感嘆せずにはいられません
ジバンシィの作品
息子の子守り係として一緒に連れてきた主人でさえも、’ このドレスは、さっきシャンゼリゼ通りに飾ってあったルイヴィトンのドレスと、ほぼ同じにだね’ なんて言い出すから、面白い 笑 (本当にそっくりだったんですけどね)
こうしてファッションの歴史や過去のデザインをみていくと、流行の流行り廃りこそあれ、
’ スタイルとは永続的に残るもの ‘
’ いつの時代から見ても、美しいモノの評価に変わりなし’
であることを実感せずにはいられません。
ちなみにこの展示会、訪れている観覧者もかなりの年配のマダムから子どもまで、なかなか個性的で面白い。
私の記憶に残ったのは、パパと息子(8歳くらい)が、どのデザインが一番素敵かと、議論しながら美術館を訪れている姿。
’ファッションの美術館に行ってスタイルを議論する父と息子なんてなかなか見かけないわ’ なんてちょっと嬉しくなったり◎
こちらの美術館を訪れる際は、美術館から歩いて3分にある、こちらのクロワッサン/
(Google MAP: Pastry Cyril Lignac – Chaillot )
【本日のご紹介先のリンク】
▪️ガリエラ・モード美術館
▪️ミシュラン シェフが作るパティスリー
次回は、ガリエラ美術館・モード&コスチューム博物館へ(後編) フランス貴族は昔からとってもオシャレだった!をお伝えします!
ではまた次回、à bientôt!
イメージコンサルタント Nahoko