写真) https://www.theguardian.com
フランス人の誇りでもあるワイン。高級ワインを生産するシャンパーニュ、ボルドーの地域では、寒暖の激しい春は、キャンドルをワイナリーに灯してブドウを守ります。フランスで見られる幻想的な光景◎
フランスではワインの無い食卓は、ご飯の無い日本食のようなもの
今日は私がフランスのご実家に帰る時に目にする、フランス人の面白いお買い物エピーソードと、そこから感じる ‘お買い物の真髄 ‘ のお話し。買い物が多くなる、季節の変わり目だからこそ、知っておきたいこと◎
典型的なイメージとは違う、実際のフランス人
フランスと言えばワインにチーズ、ファッションが大好きな方ならパリや、様々なブランドを思い浮かべる方も多いかもしれません。事実、世界のファッションのハイブランド、そのほとんどがフランス、イタリア、ロンドンを発祥としているブランド。
だったら、実際のフランス人がフランスのブランドを溺愛しているのか?といえば、むしろ彼らの捉え方はある意味とてもドライ。ブランドに対する敬意も憧れももちろんありますが、面白いことに、フランスブランドに関する感度は日本人の方が高いのかもしれません。
前回のフランス滞在中も面白いことが。ママのお誕生日をお祝いする二週間前、
息子: ママ、誕生日プレゼントは何がいい?エルメスのスカーフとかどう?
ママ: 素敵だけれど、いらないわ。私には似合わないし、今の私のライフスタイルでは使いにくいもの。
お誕生日のお祝いで行ったDinner、クラシカルなフランス料理。料理が出てくるまで2時間もお喋りをするのもフランス人らしい 笑
私が驚いたのは、彼のママが、
– 自分のライフスタイルで必要なもの
– 今の自分に合ったもの
– 自分に似合うもの
これを明らかに踏まえた上で、アイテムを自分のクローゼットに入れるべきか、入れないべきか。を判断していたところ。
普通なら、 ‘ブランド物なら、もらっておけばいいでしょう。’ と思うのが殆どの女性ではないかな。と思うのです。
フランス人って日本人の私たちが思うより、ファッションに関しては現実思考。有名な〇〇が持っているから〜とか、今年の流行にもあまり左右されません。
そして自分に似合うもの(自分に合っているもの)を身につけることに大きな価値を置きます。
なぜなら、大事なのは スタイルがあるかどうかだから。本当に素敵に見えるかどうかだから。
アイテムを選ぶ時は、厳選に厳選を重ねる
その後の行動がまた面白い。ママは自分には財布が必要と判断、ブランドに拘らず、自分のスタイルに合うと感じるアイテムを、質が良いか、使い勝手は良いか、手持ちのバックとの相性はいいか … etc
などと、インターネットで調べ上げ、約2週間のリサーチ後、とてもステキな質の良いシックなお財布を購入していました。(写真を撮ってなくて残念!)
もう一つ例を挙げると、私の彼も同じです。この値段なら、購入してもいいのでは??と思うもでも、シャツの襟の形が自分には微妙に合わないだとか、素材感が違うとか、サイズが微妙に違うとか、今手持ちのものとは合わないとか。。。
はっきり言うと、
一点にそこまで迷う必要あるかな? 笑
と思うほど厳選するのです。
聞いたところによると、これは典型的なフランス人のものの買い方。
買う時は、厳選に厳選を重ねる。
自分に似合うものって、実はそんなに多くは無い
フランス人のモノの買い方には、実はファッションに関する面白い事実との共通点があります。
それは、
自分に本当に似合うものって、世の中にそんなに多くはない。という事実
私もパーソナルショッピングというサービスで、お客様のためにアイテムをお選びすることがありますが、感じることはいつもこれ。
お客様をイメージして、お客様に必要なもの、お客様に似合うものを時間をかけて、お店を渡り歩く。。。
そうすると、自然と限定されたアイテムに偏ってきます。
バーゲンやインターネットなどで大量に購入している人がよくいますが、実はおそらく殆ど無駄になっているはず。(過去の自分を是非振り返ってみて)
服を見分けることの出来るプロでも、あの混乱状態の中で、自分に必要なもの、自分に似合うもの、本当に良かった。と思える買い物ができる確率は少ないから。
自分で買うアイテムには徹底したこだわりを
襟の形が微妙に違うんだよな、フリルは本当はいらないんだけど。。少しでも似合わないポイントがあると感じるなら、オススメは、どんな価格帯のものでも
買わないことです 笑
ストレス発散に買ってもいいけれど、すぐに使わなくなります。お客様とお話ししていると、これが事実だと感じます。
お買い物に行ったけれど、最近はすぐに購入することが無くなった。本当はそれぐらいが正解のはずなのです。ポイポイ買わなくなった、そのこと自体が、
自分がスタイルを確率し始めたという証。
自分が似合うカラー、デザイン、素材感、にもう一度こだわって選んだものは、愛着も生まれます ^ ^
愛着のある服を着ると、自然と毎日が楽しくなります。
毎日を、自分を大切にして生きるということって、大事にしたいと思えるものに囲まれることだから◎
自分のスタイルを作り上げる軸が知りたい、自分を大切に出来るファッションが知りたい方、お気軽にご相談ください◎
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ファッションに関して言えば、
自分が管理出来る範囲のものを買うことで、コーディネートの質を上げているのです