STAY HOMEが続く中、季節は春から初夏へ。
気づけばクールビズが始まり、服はそろそろ春服から夏服へ変わる季節ですね◎
というのは例年の話で。。
今年はもしかしたら家の中にいる時間が多い中、
衣替えを差し置いて、半袖Tシャツだけを引っ張り出している方も多いのかもしれません 笑
今日は、お家タイムを有効に使っている!素晴らしいお客様から、先日頂いたリクエスト
冬物のお手入れ、片付け方を教えて欲しい!
にお答えして、冬物の手入れ、衣替えのコツをお伝えします。
本日はコート(ウール、カシミア)編!
コートのお手入れのポイント
長く手入れをしながら着る。
こんな素敵な付き合い方が出来るアイテムの一つがコート。冬物の中でも特にお値段が張ることもあり、大事に片付けておきたいものの一つですよね。
Point 1: クリーニングに出すかを見極める
意外ですが、実はコートを一番痛めてしまうのはクリーニング!なんです。
ちなみに、ヨーロッパでは毎年コートをクリーニングに出す人は少ないんです。クリーニング代が日本よりも高いこともありますが、なぜなら生地が傷んでしまうのを知っているから。
カシミア、ウール。。特に質の良いものは、どんなに丁寧なクリーニングでも着実に生地が変化してしまうのを知っておくと、コートを長くキレイに着られます。
私は今年、5枚あったコートの中、3枚をクリーニングに、2枚は自宅のお手入れで片付けました。(もうだいぶ前にコートを実家の大きなクローゼットにしまって、写真がないのですが)
- 使用頻度
- 使った場所
- 汚れ具合
- 生地の質
から、今年はクリーニングが必要か見極めていきます◎
お手入れをすることも考慮して、
特に高価なコートの場合は、汚れがあまり気にならないカラーを選ぶ
のも、長く着るためのコツです◎
逆にパステルカラーなど、薄めのカラーのコートなら、5年をめどに着られる単価をおすすめします。
Rf) Maxmara
Point 2: 自宅のお手入れ
クニーニングしないとなると、汚いまま片付けるの?!
というわけではありませんよ◎ 笑
実は、カシミア、ウール類のアイテムは、シミなどがない限り、丁寧なブラッシングでお手入れとしては十分に綺麗になります。(服を大事にするテーラーさんなどはスーツでも過度にクリーニングをせず、ブラッシングをおすすめされます)
自宅でのお手入れは、3ステップ
1. ブラッシング
極端な汚れでなければ、ホコリやチリなどはブラッシングすることで手入れができます。毛並みを揃えながらブラッシングするのがポイント。
洋服ブラシには馬毛と豚毛がありますが、コートのようにウールやカシミアを使ったアイテムは柔かい馬毛ブラシがおすすめ◎
私もカシミア対応の馬毛ブラシを使っています。
2. 日陰干し
直射日光ではなく、あくまで乾燥を目的とした日陰ぼし◎
3. カバーをかけて保存
洋服カバーはこちらのカバーを愛用。
クリーニングから帰ってきたコートも、必ずこちらの洋服カバーに入れて保管します。
クリーニングの際についてくるビニールカバーは、洋服が呼吸できないので、必ず外すのが基本!
こちらの洋服カバー、優れモノなのが、
何を入れたのかが小窓から見えること、ホコリがかぶらないこと、
内側のポケットには、防虫剤もこっそり忍ばせられる◎
外から見るとこんな感じ
そして何より一番大事なのが、通気性が抜群
通気性に優れた不織布で、カビを防ぎます。お写真で見えるかな?小さな穴がカバーにあいてるのが。。!
こちらの洋服カバー、
私は東急ハンズで大量に購入して、ジャケットや、毛皮アイテムも保存しています◎
通販でも色々なメーカーさんから、不織布の服カバーが売っていますので、ご自身の服のサイズに合わせて購入してみてくださいね。ビニールではなく、不織布であることが大事◎
Point 3: 保管の仕方
1. 専用のハンガーを使用
コート、ジャケット類を片付ける時は、専用のハンガーを使用します。なぜなら、肩幅、サイズ感のあったハンガーにかけることで形が崩れないから。
購入時、ブランド専用のハンガーがついてきた時には、必ずそのハンガーを使って◎ 形が服にフィットするため、型崩れしません。
コート類、ジャケット類でもう一つ大事なのが、幅のあるハンガーであること。
お写真で伝わるかな?
理想は、コートの場合は肩幅の厚み(写真赤丸の所)が50mm以上のものですが、無ければできるだけ肩幅が大きめに維持されるハンガーがコートを保存するにはおすすめです。
2. 通気性をよくする
日本で服をしまう時、大敵は、害虫とカビ!
害虫については防虫剤などがありますが、カビについてはこまめな手入れが必須です。
まずは、通気性の良い洋服カバーに必ず入れること◎
次は、1にも2にも換気
私は年中、お天気の良い日には必ずクローゼットを開けて風通しを良くします。カバンや靴入れも同様に。
その日着たアイテムも、すぐにはクローゼットには入れません。
必ず室内で乾燥させてからクローゼットにしまい、クローゼットの湿度を出来るだけ上げないようにします。
梅雨の時には、定期的に乾燥機をクローゼットでかけるのもオススメ◎
洋服は生き物
服の手入れがきちんと出来る女は、
服との付き合い方もどこか素敵。
コートとのお手入れをまだされてない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
まだまだご紹介したい、衣替え(その他のアイテムのコツ)、オススメのお手入れ用アイテムなどは、次回のブログでご紹介します!
◆@コスメサロンとして掲載されています(お客様のご感想はこちら)
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