フランス人は、ボジョレヌーボーを飲まない?

ヨーロッパに滞在期間中、仕事以外にも私の日課になりつつあるのが、

フランス語の勉強

勉強といっても、子どもの自主勉強レベルですが 笑

かわいい義弟たちが印刷してくれたフランス語のボキャブラリー◎ファッション用語もある! 一番難しいのは発音(泣)

 

最近は小さい子どもを見ると、

 

‘ この子の方が私よりもフランス語が話せるわ.. 驚 ‘

 

などど、若干良く分からない競争心を燃やしているのであります。

 

一番使えるフレーズは、丸ごと覚える!のが私のスタイルで、最近は

 

‘ Pierre, poux-tu faire la vaisselle? ‘

(訳: ピエール、お皿洗ってくれる? )

 

と言うのが、一番使うフレーズ!! ほぼ毎日、夕食後に使います 笑

 

そう、

使える知識は大事

ということで!今日はフランス雑学で、使える知識をご紹介♡ フランス人から見た、日本文化の面白い側面もご紹介します!

 

日本人はボジョレヌーボーがお好き?

先月、私の家族がフランスの彼のご実家を訪れた際、ワイン大好き!の男たちが、ワイン談義で花を咲かせていた時にこんな話題が。

 

彼のパパ:

日本ではボジョレーヌーボーが人気なようだけど、フランスでは好んで飲む人はあまりいないんだよ。そのワケを知ってる??

 

ワインはフランス人が誇る最も大事な文化の一つ。デパート、スーパーでも信じられないほどワインの数があります。

 

確かに、

ボジュレヌーボー解禁!

などど踊らせている私たちですが、一体何がそんなに特別なのか、深く考えたことなんてなかったな。と首をかしげる私たち。(NHKで人気の、チコちゃんに怒られそう)

 

ちなみにデータで見てみると、

 

驚くなかれ、 ボジョレーヌーボーの世界の消費量、

 

ボジョレヌーボーの消費量は 日本が世界一!

 

総生産量の 約4分の1が日本で消費されている のだとか!

Rf) Suntory.co.jp

一方で面白いのが、日本人の ‘普通のワイン’ の一年間の消費量は、世界のランキングのトップ30にも入っていません。(ランキング外!)

 

ご参考:

フランスの一人あたりのワインの消費量:  約47.5 L

日本の一人あたりのワインの消費量:  約2. 7L 

 

日本にはもともとワインの文化が無かったのでランキング外なのは当たり前かもしれませんが、なぜボジョレヌーボーの消費量だけがこんなに特別なの??

 

フランス人は、ボジョレヌーボーを飲まない

そもそもボジョレヌーボー(Beaujolais Nouveau)とは、フランスのブルゴーニュ地方のボジョレー(Beaujolais)という場所で作られる新しいお酒のこと。

フランスのボジョレーはちなみにココ、赤マルのあるあたりです◎

 

ヌーボー (Nouveau)とは、フランス語で ’新しい’ という意味 

 

その年に作られたブドウで作られていて、熟成期間は6週間。ワインの製造途中に、その年のワインの出来を見るために、もともと生産者が飲んでいたものです。

 

ボジョレヌーボーの転機は第二次世界大戦後。戦時中に多くのワイナリーが焼けてしまった上に、戦後の食糧難、戦争の終結する祝杯にもお酒がありません。

 

祝杯のお酒がない?!

ならボジョレヌーボーを飲もうじゃないか!

 

ボジョレヌーボーはすぐに発酵させることができるために、いわゆる通常のワインの代替品として庶民にも多く広まったのです ^ ^

 

ということで、

現在では、フランス人で製造途中のワインを好んで飲む人は少ないというワケ。

 

フランス人にとっては、ボジョレヌーボーはワインになる前の代物だから、ワインとしてカウントされ無いもの。と言ってもいいかもしれません。スーパーでも、デパートでも、解禁日でもボジョレヌーボーを見かけることは殆ど無いんです(驚)

 

ワイン通のパパ曰く、 ‘  美味しくないから飲まない ‘ のだとか。

 

直球のコメントだね、パパ! 笑

 

日本人が好んでボジョレヌーボーを飲むようになったワケ

なら日本人はなぜ、フランス人も驚くほど、ボジョレヌーボーを飲むようになったのか?

それはボジョレヌーボーがフランスから輸入され始めた時期にきっかけがあるようです。

 

ボジョレヌーボーの輸入が始まったのが1985年、

 

日本ではちょうどバブルに突入していた時期。

 

イケイケだった日本経済の波に乗るように、トレンド感のあったボジョレヌーボーは飛ぶように売れていきました◎

時差の関係から、フランスよりも先に解禁日が開ける!という特別感もあったよう。

Rf) livedoor.news

 

その際に、ボジョレヌーボーの歴史や起源は切り離されて、日本独自のボジョレヌーボーのボジションが出来たというわけです ^ ^

 

日本人とフランス人、こんなに違うから面白い

自分の国から大量に輸出しておいて、’ボジョレヌーボーはそんなに美味しくない’ なんて言っちゃうなんて、いかにもフランス人らしい!笑

 

ファッションでも、

トレンドが出来れば、なんとなく波に乗りたいのが日本人。

トレンドでも、自分が変だと思うなら

’それ変!’ って正直に言って我が道を行くフランス人。

 

でもね、そのファッションのトレンドの発信地もフランスだったりするわけです。つまり言い出しっぺ?

面白いよね。笑

 

 

思うに、ボジョレヌーボーは日本で独自の文化を作っていて、もはや日本の文化の一部になりつつある気がするのです。

バレンタインやクリスマスも、そのイベント発祥の本国よりも盛り上がることが出来るのが日本の面白さ◎

 

いいな!素敵!!

 

と思ったものを、素直に取り入れて、自分のものにしてしまう。

 

それが日本文化の面白いところ、良いところ◎

 

フランス人も驚く、日本のボジョレヌーボーの文化、いかがでしたでしょうか?

何も知らずに飲むのと、様々な起源を知ってから楽しむのと、何だか違いますよね。特に海外に出た時は自分の文化のユニークな側面を知っていて損はないと思います◎

 

今年は11月21日(木)がボジョレヌーボーの解禁日だそうです ^ ^

 

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